FC2BLOG 新・電子の花火と夢のあと |げんしけんについて

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[T2] 石田彰

石田彰石田 彰(いしだ あきら、1967年11月2日 - )は男性声優。マウスプロモーション所属。愛知県日進市出身。血液型はO型。日本大学芸術学部演劇学科卒業。人物*デ

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げんしけんについて

本来は元旦に載せる予定の記事だったのですが、ずっと書きかけのまま放置してました。
うん、今年も結局こんな大ざっぱなノリなのかw

さて、たまにはマンガの話でもしましょう。


『げんしけん』というマンガがありました。2006年の春にアフタヌーンでの連載が終了したマンガです。
なぜそれを今の時期に取り上げるかというと、12月にコミックスの最終巻が発売されたからです。
ついに、この作品もいよいよ終わったしまったのか・・・とか感慨に耽っています。

さて、この『げんしけん』というマンガは、連載開始当時から注目していました。
まだ電車男などがブームになる遙か前の2002年の春に、アフタヌーンでひっそり連載が開始されました。
作者は木尾士目(きお しもく)という漫画家で、かつてアフタヌーンでは『四年生』、『五年生』という、泥沼な愛憎渦巻く恋愛マンガを書いていた人です。
そんな漫画家が、いきなりこんなオタクを直視したマンガを描いてきたので、当時は面食らったものです。

このマンガの凄いところは、”オタク”の姿をあるがままに描いた点にあります。

オタクというのは、かつての宮崎勤事件などが原因で、暗い・キモい・何考えているかわからない=社交性がない、などマイナスのイメージしかないわけです。
だから、マンガやドラマなどのキャラクターで、オタクなキャラは気持ち悪くて変人な設定ばかりでした。

でも、現実には、そんなキモいオタクなんてそうそういません。
オタクというのは非常にお金のかかる趣味なので、賃金を得るだけの社交性を持っている人たちがほとんどです。
社交性がない=オタクというのは、マスコミが作り上げたイメージでしかないわけです。
僕もオタクですし、オタク仲間もたくさんいます。
だけど、人としておかしい人はひとりもいません。
みんな、たまたまゲームやアニメが好きになったいい人たちなのです。

なんか変な方向へ文章が向かっていますが、何が言いたいかというと、イメージだけでオタクという人種を決めつけないで、オタクと呼ばれる人間たちがどんなものなのかちゃんと見ろ、ということなのです。
テレビドラマの『電車男』のオタク描写は、あまりにも現実とかけ離れて笑ってしまいましたし。
サークルチケットを持ってるのに行列に並ぼうとしたり、とかw


ところが、『げんしけん』が他の作品と違うのは、オタクをイメージで判断せずにオタクの本質を見て描いている点なのです。
主人公を含めた登場人物がほとんどオタクだからといって、非常識な人間はほとんどいないし、彼らが悩んだり考えたりする時も、特別現実離れしてる思考を持っているわけでもなく普通です。

オタクだって、オタクである前に人間であるわけです。

この点で、今までの作品で描かれるオタクとは一線を画しています。
オタクたちの日常をありのままに描く。
この点が画期的で、変に卑屈になったりせず本当にありのままのオタクを描き、オタクである事に引目なんて感じなくても良いじゃん、というスタンスで描かれています。

だからこそ、現役のオタクである僕でも、読んでいて心地の良い作品でもあるのです。


まだどういうストーリーのマンガか説明してませんでしたね。
このマンガは、とある大学の”現代視覚文化研究会”という、名前は立派だけど実態はオタクが集まってゲームやったり萌え談義をしたり、いわゆるヌルいオタクたちが集まったヌルいサークルのメンバーの日常を描いた物語です。
主人公の笹原は、高校時代からオタク趣味を持っていたけれど周りに仲間がいなかった、いわゆる隠れオタクでした。
大学入学を機に、オタク系サークルに入ろうという野望を持っていました。
・・・野望を持っていても、あと一歩踏み出せなかったわけですが。
でも、色々あってなし崩し的に現代視覚文化研究会に入会することになるのです。
そこから、彼のオタク人生が花開くのです。

特にこの主人公の笹原は、他人事とは思えないほど共感できます。僕も、大学に入学した当初、オタク系サークルに入ろうと思ってましたから。
でも、何か馴染めずに1ヶ月もせずに行かなくなっちゃいましたが・・・。
僕も笹原のように、部室に入り浸るようなサークル生活を送りたかったなぁ。
まあ、その代わり僕は、ネットを始めたことによってオタク仲間が増えていったわけですがw

しかし『げんしけん』のキャラクターは、本当にリアリティのあるキャラばかりです。
笹原のキャラクターなんてオタクでは一番多い人種だろうし、斑目という自分からキャラを作ってテンションを上げてる人も本当にいますからね。
もちろんフィクションであるから、キャラクターの性格は多少はデフォルメしていますが、それでも実際にいそうなリアリティを保っているレベルではあります。
ここら辺のキャラの作り込みは、かつて泥沼の恋愛マンガを描いていた作者だからこそできる業なんでしょうね。


『げんしけん』が心に残るマンガになる理由のひとつに、オタクだったら誰でも一度は味わう興奮を見事に描ききっている点が上げられます。。
特に、主人公の笹原が初めて秋葉原で同人誌を買うエピソードは、僕にも思うところがあって、凄く共感しますw
普段見ているアニメやゲームのキャラクターが、とてもお子様には見せられない内容の本になっている衝撃は、僕も味わいました。
今でこそその感覚は麻痺してますけれど、「あーあー、こんな感じだった」というのを、主人公の笹原が見事に体現してくれています。
そしてその後、そういう感覚が麻痺してきているところもw
そういう意味でも、このマンガはオタクの本質を描いていると言えます。

そしてもうひとつ、このマンガが心に残る理由は、ヌルい大学生活をリアルに描いている点です。
読んでいると、何も考えずにボケーっと過ごしていた大学時代を思い出します。
もう一度、ああいうヌルい空気に浸りたいw
この点は他の人も思うところがあるらしく、『げんしけん』9巻の特装版に付属しているドラマCDで、朽木役の声優の石田彰が「ドラマで描かれているように大学生には責任がありません。本当に責任がありません」と言っていたのがとても印象的でした。
そのあとに「もう一度大学生に戻りてぇー」と漏らしていたのに、激しく同意でしたw


こうしてみると、『げんしけん』という作品がここまで心に残るのは、オタクとしての僕と、学生だった頃の僕が非常に共感できる作品だったからでしょうね。
あの頃は、本当に幸せだったから。
できれば、ああいう毎日の中でずっと過ごしていきたい。
でも、僕は大人になったから。
せめて気分だけでもあの頃を思い出せるから、この作品が深く心に残るのでしょうね。

本当に毎月楽しみだったマンガが終わったのは寂しいです。
でも始まりがあるものには必ず終わりがあります。
4年間、本当に楽しかったです。
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